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窓際の造作ベンチが心地よい平屋

新築

今回は、おばあちゃんが暮らされていた建物を取り壊し、69坪の土地に29坪の平屋を新しく建替えしました。

「土地は何坪あれば平屋を建てられますか?」とご質問を頂きますが、今回は69坪の敷地で、予備の車含めて3台分の駐車場スペース・ウッドデッキ・洗濯スペース・植栽を楽しむ花壇スペースをとることができました。

土地の形などにもよりますが、大体60坪後半~ぐらいの敷地だと平屋をご検討頂けるのではないかと思います。

建物も29坪の中で、無駄な廊下はなくしながらも、ぐるぐるまわれる回遊動線を確保しています。その他にも脱衣室と洗面スペースを別々にとったり、ご主人様こだわりの独立した2帖の書斎も確保できました。その他にもファミリークローゼットも設置し、一連の流れの中で家事をラクにこなせる間取りにしています。寝室と子供部屋の各お部屋空間もそれぞれ6帖づつ確保できました。

大きな窓際にある造作ベンチ

南側に天井高さいっぱいまである大きな掃き出し窓とFIX窓をつくりました。造作ベンチのところのFIX窓は、ベンチ上の高さに調整して窓の上端をそろえることで綺麗にみえるように設計しました。寒い冬でも晴れた日は、この窓からたくさんの太陽の暖かさと明るさが入ってきて、とても心地よいLDKになりました。太陽の暖かさが心地よい窓際に造作ベンチをつくったので、ここで読書をしたりぼーっと景色を眺めたりする家時間も良いですね。

木のキッチンを中心にした明るい北欧インテリア

本物の木を面材に使っているウッドワンのキッチンを採用していました。全体的に明るい色味の木目でまとめて、照明やスイッチなどの小物にもこだわることで素敵なインテリア空間になっています。リビング側にも収納スペースがあるフルフラットのキッチンを採用したので、リビングダイニングで散らかりがちな文房具や薬など細かい収納にも使えます。奥行は20センチほどの小さな収納ですが、リビングダイニングは割と細かいものが多いのでただ、奥行がありすぎるだけの収納よりも、奥行の浅い収納をたくさんつくるのがオススメです。

キッチンとダイニングテーブルは横並びで毎日の家事もスムーズ

キッチンとダイニングテーブルを横並びにすることで、お食事の準備や後片付けがとてもラクになります。小さなお子様が食事をしているのを見守りながら、家事をしやすいのも特徴です。床材はイタヤカエデの突き板を使っています。シート貼りのフローリングではなく、表面が本物の木を使った床材なので触り心地や床の暖かさが変わってきます。赤ちゃんがハイハイしたり、床の上で遊んだりお昼寝したりするのも安心です。

既製品と造作洗面を上手く組み合わせた洗面台

今回、洗面台はリビングから少し見える位置になるので、デザイン性にもこだわり造作洗面台にしました。ただ既製品と水栓位置が壁から出ていて、水栓まわりのお掃除がとてもしやすかったり、シンクが深めで使い勝手が良かったりするので、既製品と造作を組み合わせた洗面台をつくりました。洗面ボウルや水栓はリクシルのピアラという商品を使っています。ピアラにあわせて天板や下のカウンターも造作しました。奥様が悩みぬいた平田タイルもとても可愛く仕上がりました。

物件情報詳細

市町村名 和歌山県紀の川市
土地面積 230.47㎡(69.71坪)
建物面積 97.36㎡(29.45坪)

住宅性能

UA値 0.34W/㎡・K
耐震等級 耐震等級3
C値 0.3㎠/㎡