Interview 暮らしのインタビュー

解放感溢れるリビングに中庭空間とサンルームのある平屋のお家

2021年08月28日

3人家族 / 3LDK

家族と親戚が集う私たちの居場所

和歌山県の橋本市で高気密高断熱の注文住宅を建てるNext Design Homeのオーナー様宅暮らしのインタビュー記事今回は、ゆとりある土地に家族の集いを考えて建てられたI様邸です。慎重派でしっかり者のご夫婦に、家づくりと今の暮らしについて伺いました。賃貸暮らしとうって変わって、暮らしを楽しみながら等身大で暮らすご家族の様子をご紹介します。そこには人を招き、家族の時間を豊かにする姿がありました。

人を招くことの幸せを感じられるように

I様ご家族は親戚が多いので、家族を集めて遊びたい！みんなが集って楽しく過ごせる家にしたい！という夢があり、それを叶えるために人が集うことを想定して間取りを考えました。広々としたリビングに、山々を見渡すことができる開放的な大開口の窓を設けて、招いた親戚や友達をリラックスして過ごすことができる空間に仕上げています。

旦那様に家で気に入っている部分を伺うと「リビングダイニングの広さが好きですね。家族とか友達とか呼んで、合計10人ぐらい居ても余裕を持って遊んでいられる」とのこと。さらにキッチンは、人を招いた際にも夫婦や友達2人以上でキッチンに立つことを想定して広々としたスペースを確保しています。ちなみに、奥様一番のこだわりは設備機器で、その中でもキッチンはショールームを4回程見に行かれていました。「機能的な部分にこだわっていて、旦那と一緒に使えることを大切にしました。キッチンに関しては妥協をしないでおこうと思ってしっかり見に行ったのでこんなことになってます(笑)なので、選んだキッチンは妥協したところが一つもないです」とのことで慎重派ならではの徹底したこだわりですね。(採用キッチン：LIXILリシェル)

我が家のこだわり/好きなところ

旦那様は「庭スペースが気に入っていて、まだ引っ越してからそんなに経ってないので出来てないですが、これからは子供や友達とBBQもしたいなーと思ってます。あと、家で妥協したくなかったのはトイレとお風呂。トイレは相談しながら当初アラウーノだったんですけど、TOTOの方が良いな！と思ってそれにました。というのも、実家で使っていたのもTOTOという事と、たまたま家族で泊まった宿がTOTOのネオレストでそれがきっかけになったんです。その流れでお風呂もTOTOに」と設備へのこだわりは奥さんに負けじと旦那さんもすごい！

ちなみに、親戚や友達など家に招いた方から好評なのはセカンド洗面でした。奥様曰く「玄関前のセカンド洗面がやっぱりいいなと思うし、いいなと言われる。トイレから出てすぐ使えるし、家に入ってもすぐ使えます」とのこと。この部分も奥様がとことんこだわりを持って作った部分です。「洗面があったらいいなと思う場所や、どんな素材を使って作るかは色々と調べて、実際に一つ一つ見に行って、自分で納得してから選びました」と、こだわったこともあり私たちコーディネーターも納得の仕上がりに。

I様ご夫妻は狭い・設備が悪い・暑い寒いと苦労した賃貸時代があったからこそ、家づくりをするなら隅々までこだわって納得して建てたいという思いがあり、室内の快適性・収納・設備にはとことんこだわりました。特に納得して進めることができたのが、一番の悩みでもあった「暑さ・寒さ」の対策だったそうです。

そもそも以前の住まいで経験した暑さ・寒さは、新しいお家ならどこで建てても快適になるでしょ！と考えていたそうですが、「NDHで部屋の快適さのものさしを教えてもらえて基準ができてから、前の住まいに不快感が増していったし、他社さんと違って数字や根拠を見せてくださって自分たちが不安に思っていたことを解決してくれた」とのこと。他社を見学に行く中でも、徹底したシミュレーションを基に提案してくれる会社がなく当社で進めるにあたり、その点が決め手にもなったそうです。

「快適性」「収納」「設備」全てにこだわる

些細なことでも日常の中にある一つ一つに幸せを感じておられる奥様と、人を喜ばせるのが大好きな旦那様は、お話ししている間も終始穏やかで、楽しく暮らしていただいているのが伝わってきました。しかし、賃貸住宅に住んでいた頃はとにかく狭い・設備が良くない・暑い寒いの三重苦を我慢して暮らしていたそう。なのでI様ご家族が家づくりを考える中で大切にしたことや、その経緯についてもお話を伺いました。

地獄の賃貸暮らし！？

特に夏の暑さは辛さが耐えがたいものだったそうです。当時の住まいは2階建ての2階部屋で「子供を抱えながら階段を登り、家のドアを開けたらむっと暑くて地獄でした。」とのこと。皆さんが新築に求める「日当たりの良さ」が逆に良くなく、毎日日差しを遮りたかったそうです。実際に、新築を建てる際でも日当たりの要望は根強いのですが、正しい設計を知らずに日当たりを考えた家にすると、高性能なはずなのに夏が暑い家になっているケースは少なくありません。

夏も冬も快適に住むという幸せ

「高性能」と謳っている住宅会社がたくさんある中で、NextDesignHomeが取り組んでいる「パッシブデザイン」。環境に素直に設計することで小さいエネルギーで夏も冬も快適にお過ごし頂く為のポイントをお伝えしました。その考え方としっかりとした提案に共感してくださり、安心してNext Design Homeとお家づくりを進めて頂きました。お子様も快適な空間でのびのび歩き回ってくれているのをみてとても嬉しくなりました。

暮らしの変化について

そんなこだわりの家で家族や友達と過ごす日々を送って、暮らしが今までと比較して変わったかどうかを質問してみました。旦那様は開口一番で「家に帰るのが早くなった！」と嬉しい一言を。他にも晩酌をして夜の時間を楽しむようになったり、朝は早起きになり洗濯や水やりなど家事をこなすようにもなったそうです。家族の暮らしの形が大きく変わる変化ですよね。さらに「デメリット的に挙げるとしたら、掃除の時間は増えました(笑)特にお風呂がお気に入り過ぎて綺麗を保ちたい！と思うようになったんです」と大変気に入っていただけたようです。

ちょっとした暮らしの変化[旦那様編]

ちょっとした暮らしの変化[奥様編]

　続けて奥様はどうでしょうか。「完結できる流れになっているので、ランドリールームも気に入っています！洗濯がすごい楽になりました。ハンガーにかけっぱなしでそのまま使っていくこともあるので楽できています」とNDH流家事ラク動線を気に入っていただけた様子です。さらに、以前の賃貸住宅では狭さが故にダイニングテーブルを置けていなかったそうで、「前は家族で座って落ち着くこともなかったんですけど、今は家族みんなや友達とも一緒に食べれるのが嬉しい。」と本当に幸せそうにお話しいただきました。