絶対に逃がしちゃダメ!
快適な室内の熱が逃げていくのは・・・?
おはようございます!パッシ部長の佐久間です^^いよいよ今年も残り2か月となってきました。11月に入りいよいよ本格的に寒くなり始める季節ですね。先日早めに現場に行くために早朝に玄関を出ると息が白くて「あぁ…とうとう寒くなってくるなぁ…」としみじみしました。去年の今頃着工した現場は土台の時にみぞれが降ってきて基礎の中が水浸しになったり雪が積もってきて凍えながら断熱した記憶があります…((+_+))今年はどうか、そんなことにはならないように…(切実)
さて、前回は窓からお日さまの日差しを積極的に取り込み太陽熱で室内を暖めて暖房エネルギーを減らして快適にしましょう!というお話でしたが今回は逆。入ってくるのも「窓」なら逃げていくのも「窓」なのです。今回はそこのところをお話します!
窓の性能にもよるのでざっくりですが、室内の熱の半分以上は「窓」から逃げていきます。昼間、日差しが当たる南側の窓とは違い北側の窓は原則晴れていても日射が入ってきません。そんな窓でも24時間絶えず熱は逃げていきます。ですので北側にある窓を含め、夜間には熱を窓から逃がさない工夫が必要になります!具体的な方法としては
①カーテンの上下から熱が逃げないようにする。
②シャッター、雨戸、障子を閉める
③断熱カーテンシートを設置する
が挙げられます。①が比較的今すぐ実践できるかと思いますがここで1つアドバイス!できたら「空気層」を作るイメージでカーテン上部にはカーテンボックス的なものを、カーテン下部はカーテンを床までしっかり届くような大きさのものを選ぶとよいと思います!そうすることで上下からの熱の移動が制限され冷気がそのまま部屋内に入りにくくなるのでオススメですよ^^
ただし注意しないといけないのは「結露」。
冬の「過乾燥」VS「加湿」問題
カーテンの工夫で熱の移動は制限できても湿度の移動は制限できていません。加えて冬は乾燥気味になるので加湿器を使われる方も多いのでは!?そうするとカーテンを境目にして窓側の空間と室内の温度差は離れていき、加湿によって湿度は上がっていきます。そうすると起こりやすくなるのがみんなの天敵!「結露」さん‼これと上手く付き合っていくには「露点温度」や「飽和水蒸気量」などをしっかりと理解した上で室温・湿度設定を考えなくてはいけません!結露でお困りの方はご一報くださいね~^^v
と、いうことで長くなってしまいましたがお家における「窓」はとても大事!少し意識するだけで今よりも快適になるかもしれませんのでお試しあれ☆次回は「その家電さんたち、そろそろ買い替え時!?」編です!お楽しみにっ!
NextDesignHomeパッシ部長 佐久間