こんにちは!パッシ部長の佐久間です!
皆さん夏本番を迎える準備はどうですか?どうやら今年も暑くなる予報が出ていますのでしっかりと今のうちから対策を考えましょうね!さて、前回はNDHが本気で取り組む「パッシブデザイン」についてお話しました。パッシブデザインの設計手法を取り入れるにあたって周辺環境の分析や気候風土を参照にするのは非常に重要になってきます。そこで今回は僕たちNDHのメインエリアである和歌山県橋本市の気候風土をご紹介します!一体どんな特性があるのでしょうか…?ではどうぞっ!
🏡 和歌山県橋本市の所在地
橋本市は和歌山県の北東部に位置し、奈良県と大阪府にも隣接する中山間地域です。以下のような特徴的な気候風土があります。
🌡️ 年間の気候特性
項目 | 特徴 |
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年間平均気温 | 約14〜16℃(温暖) |
夏 | 高温多湿。真夏日・猛暑日も多い(35℃近くなる日も) |
冬 | 比較的冷える。最低気温は0℃を下回ることも |
降水量 | 年間で約1,600〜2,000mm。6月の梅雨と9月の台風期が多雨 |
日射量 | 比較的多い(南面を活かせる) |
風向・風速 | 年間を通じて風は比較的穏やか(遮蔽より通風設計が重要) |
🏡 橋本市におけるパッシブデザイン住宅のポイント
☀️ 1. 日射取得(冬)と日射遮蔽(夏)
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南面の日射は非常に有効。冬は太陽高度が低いため、南面の窓からしっかり熱を取り込む設計にする。
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夏は強烈な日射が入るため、スタイルシェードやブラインド、庇やすだれ、落葉樹でしっかり遮蔽。
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東西面は日射負荷が高いため、窓を小さくしたりして遮蔽を強化。
💡【パッシ部長の一押しポイント!】
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南面に大開口を設け、冬の日射熱を取得。
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庇の長さは冬の日射を遮らず、夏はカットする設計が理想(約60〜90cm程度)。
🍃 2. 通風計画
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夏は湿度が高く蒸し暑いが、風通しを良くすることで体感温度を下げられる。
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橋本市は風速は弱めなので、風を「導く」設計が重要(ウィンドキャッチ、立体通風など)
💡【ポイント】
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南北に抜ける窓配置を意識。
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窓の高低差(たとえば天窓や吹き抜け)で自然な排熱を促す。
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小屋裏換気や高窓も有効。
🌡️ 3. 断熱・気密
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冬は朝晩の冷え込みが強いため、断熱性能の確保は必須。
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高温多湿の夏にも対応できるよう、断熱+遮熱がバランス良く必要。
💡【ポイント】
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断熱等性能等級6〜7を目指す(Ua値0.46以下が目安)。
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窓はハイブリットサッシ+Low-E複層ガラス+ガラスの使い分け(取得型or遮熱型)
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気密性能(C値)は1.0以下、できれば0.5以下を目指す。
💧 4. 湿気・結露対策(特に夏型結露)
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梅雨や夏の湿度が非常に高い地域なので、室内の調湿性能や換気設計も重要。
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屋根裏や床下の結露対策(通気層や防湿シート)も忘れずに。
💡【ポイント】
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第一種換気+調湿建材の組み合わせがおすすめ。
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小屋裏の通気層や、透湿防水シートも確実に。
🌲 5. 地域の自然素材や景観との調和
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中山間地域として自然も豊か。景観に配慮し、周囲の里山風景に馴染むよう自然素材の活用も効果的。
💡【ポイント】
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紀州材など、地元の木材を取り入れる(地産地消)
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土壁・漆喰・無垢材などで快適さと調湿性を両立(オーナー様のお好みに応じて)
✅ まとめ:橋本市の気候に最適なパッシブデザインとは?
パッシブ項目 | 推奨対応策 |
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冬の日射取得 | 南面窓・日射熱利用設計 |
夏の日射遮蔽 | 庇・外付けブラインド・落葉樹 |
通風 | 南北に抜ける窓配置+吹抜け |
断熱・気密 | 高断熱仕様(等級6以上)、C値0.5以下 |
調湿・換気 | 第一種換気+調湿建材+通気層 |
地域素材 | 紀州材・自然素材の積極活用 |
📌 最後に一言:
橋本市のような四季の変化が大きい地域では、夏・冬の対策をどちらも高いレベルでバランスさせるパッシブ設計が鍵です。自然を味方につけて、心地よく、省エネで暮らせる住まいをご提案いたしますので是非NextDesignHomeへご相談ください!
NextDesignHomeパッシ部長 佐久間