ブログをご覧いただきありがとうございます!パッシ部長こと佐久間です。前回の投稿からまたもや1か月も空いてしまって申し訳ありません…💀💀ようやく暑さもピークを越えましたがまだまだ残暑厳しい日もありますねぇ…((+_+))こんな時期まで暑さが続くことは記憶にないので本当に地球温暖化による気候変動が身近に迫ってきているのを感じます。カーボンニュートラルに向けて早急な対策が求められますね!
気持ちのいい季節は風を感じたくありませんか?
「気持ちのいい季節は窓を開けて気持ちのいい風を家に通したい」と思われる方は多いのではないでしょうか?実際に窓を開けることによって家にこもった熱を排熱できたり、換気の意味合いを持っていたりもします。パッシブデザインにおいても通風は少ないエネルギーで快適に暮らすための1つの要素として検討します。そこで参考になるのが卓越風(風配図)と呼ばれるデータです。これは1年を通じて観測地点にどのくらいの風の強さがどのくらいの時間吹いていたかをグラフ化したものです。詳しくは自立循環型住宅のページからどなたでもご覧いただけます。リンクを貼っておくので興味のある方は覗いてみてください。自立循環型住宅 卓越風HP→https://www.jjj-design.org/jjj/jjj-kishoudata.html
このデータを参考にお家の窓計画を落とし込みます。とはいっても当然周辺環境に建築物や山々など障害物があればその建築地に建つお家へ吹いてくる風の流れも変わりますからあくまで参考として。になりますけどね!そこからきちんとウインドキャッチや立体通風を考えて窓の配置、高さなどを決めていきます。
ただこの通風計画は一筋縄ではいかず、花粉の時期や梅雨時期などの多湿の時期、黄砂やPM2.5などの飛散状況によっても窓開けの頻度は変わってきます。大事なのは住まい手のライフスタイルに合わせてきちんと計画しているか否か、ということです。是非お家づくりの大切な項目に「通風」も追加してみてくださいね~(^_-)-☆
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