こんにちは~!パッシ部長の佐久間です。ジメジメした時期も、もう少しの我慢ですね☆カビやすかったり洗濯物が乾きにくい時期もようやく終わって夏本番!…ただし近年の暑さは以上ですよ…💀現場では少し動いただけで汗が止まらず常に熱中症との闘い。室内にいたとしても室温がすぐに30度越え…エアコンなしでは過ごせません!本当に命に係わる暑さになってきていますのでみなさんも本当にご注意ください!
温湿度データからライフスタイルを紐解く
さて、NextDesignHomeではオーナー様方のご自宅に温湿度計を設置しております。ご契約頂くまでに室温のシミュレーションや光熱費シミュレーションを実施するのはNDHでは当たり前。それが実際にどうなっているのかを分析しさらなる快適な暮らしへのアドバイスや暮らし方のサポートを心がけています。上記のデータは7月18日、佐久間家のリビングに設置した温湿度計をグラフ化したものと、その日の気象庁の天候データです。青い折れ線が室温、オレンジ色の折れ線が湿度になります。
温度と湿度の関係性
ではこの7月18日を紐解いてみます。
この日は祝日で家には息子と娘が在宅でした。天候は晴れ。午前から午後に向けてどんどん外気温が上がっていきます。息子たちは10時ぐらいからエアコンをつけます。当然、室温は下がっていきそれにつられて湿度も下がっているのがお分かりいただけるかと思います。さらにエアコンをつける際に先日から導入した除湿器をつけるように言ってあるので一気に10%近く湿度が落ちました。
ある程度室温湿度が下がったので12時30分くらいにエアコンと除湿器を止めます。そしてちかちゃんがお昼ご飯を作ります。そうすると調理の影響で湿度がグッとあがりました。料理の湯気や水を使用することで室内の湿度が増えたと想像できます。そして息子は外出、娘は野球に向かいます。シャッターを下ろして日射遮蔽が完成。室温に大きな変化は見られません。しかし、湿度は徐々に増加し再び60%を超えました。
18時に家族が揃って帰宅。少し暑かったのと湿度が高かったのでエアコンと除湿器をON。室温は徐々に下がり、湿度も減少。20時30分頃、外気温が下がったことと、空気の入れ替えで窓をオープン。外部の湿度が室内に入り湿度がアップ。そして就寝。
このようにその日の天気と温湿度データを照らし合わせ分析すればある程度のライフスタイルを紐解くことができます。そして、快適にお住まい頂くための窓の開閉計画やエアコンの間歇(かんけつ)冷暖房計画等もご提案できるわけです。
実測データの重要性
快適な暮らしを提案するのに実測データは非常に大切です。しかし、多くのメーカーさんや工務店さんは実測データを取ったりシミュレーションをすることなく各部屋に1台エアコンを設置したり、全館空調を用いて設備で快適さを作り出しています。それが増エネ等に繋がってなければよいのですが…しっかりとした住宅性能の定量計算と、それに基づいたシミュレーション、そして実際の暮らしの実測データ。これらが揃ってこそより良い住まいのご提案ができるのではないかと個人的に思います^^
NextDesignHomeパッシ部長 佐久間