アクセントクロス ~LDK編~
キッチンのカップボードは、背の高いモノや吊戸棚がついているような形のモノもありますが、身長よりも高いところは手が届かなくて使いにくいので、カウンタータイプを採用するケースが多いです。その分収納量は減りますが、パントリーや可動棚を上手く使ってより使いやすい位置に、収納計画しています。そこでカウンター上の空いた空間にアクセントクロスを使うと、キッチンのアクセントにもなり、インテリア雑貨も映えて可愛いです。
吹抜けのあるリビングの1面に採用したケースです。北欧インテリアにあわせて淡い色味のクロスを採用しているので、広い面に使っても違和感なくインテリアに馴染んでいます。
天井にアクセントクロスを使うのも良い!!
同じLDKの中でも天井の高さを変えることで、空間にメリハリがでます。見せ梁といって、あえて構造の梁をみせるためにリビングとダイニングは天井の高さを2.7Mにしています。キッチン部分の天井高さは2.4メートルにしているので、30センチ天井が下がっている部分にアクセントクロスを貼っています。
こちらもインナーテラスの雰囲気にあわせて天井にグレーのアクセントクロスを採用しています。アクセントクロスの中でグレーはオススメですが、同じグレー系でも色の濃さや素材感で印象がかなり変わるのでサンプルをとって、見比べてみるのがオススメです。
吹抜けの天井部分に木目調のアクセントクロスを採用したパターンです。ブラックのシーリングファンとの相性もバッチリです♪♪
「ニッチ」とアクセントクロスの相性も良し。
ニッチとはスイッチやインターホン・給湯モニターなどがつく部分の壁をへこませて、スッキリと見せる設計上の工夫です。そんなに大きな空間ではないので、思い切った色や柄を使っても可愛いですし、他のインテリアと馴染むように、さりげなく色味やトーンをあわせても可愛いです。
次回はアクセントクロスの続きで個室編と、よく使われるトイレ編を紹介しますのでお楽しみに。
Chikako Sakuma