みなさんこんにちは!パッシ部長の佐久間です。9月に入りましたがまだまだ暑い日が続きますね…。今年の夏は色々な冷感アイテムを試して熱中症対策を行っていますのでそのレビューもいつかやりたいと思います!^^
さて、今回もお家づくりの話題の中から永遠のテーマであり深い知識と経験が必要な「住宅ローン金利」についてお話します。住宅ローンを組むとき、多くの方が最初に迷うのが「固定金利」と「変動金利」の選択です。どちらも一長一短があり、ライフスタイルや将来設計によって適した選び方が変わります。今回は住宅ローンアドバイザーの視点から、それぞれの特徴とおすすめの人についてわかりやすく解説します。
固定金利のメリット・デメリット
メリット
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返済額が一定
金利が固定されるため、毎月の返済額が契約時に確定します。将来の金利上昇リスクを気にせず、安心して返済計画を立てられます。 -
長期の資金計画に有利
例えば教育費や老後資金など、将来の大きな支出を見据えて家計管理をしたい方には適しています。 -
心理的安心感
「金利が上がったらどうしよう」という不安がなく、精神的な安定を得られます。
デメリット
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金利水準が高め
変動金利に比べて、当初の金利は一般的に高めに設定されています。 -
途中で金利が下がっても恩恵を受けられない
市場金利が低下しても返済額は変わらず、結果的に「損をした」と感じる場合もあります。
変動金利のメリット・デメリット
メリット
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金利が低めに設定されている
契約当初は固定金利よりも低い金利で借りられるため、返済負担を軽減できます。 -
短期的なコスト削減
返済開始直後の家計に余裕を持たせたい人には大きなメリット。 -
金利低下の恩恵を受けられる
市場金利が下がった場合、自動的に返済額も減少する可能性があります。
デメリット
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返済額が将来変動するリスク
金利が上昇すれば、返済額も増えます。特に長期的に見れば「金利上昇局面」では家計に負担が増える可能性があります。 -
計画が立てにくい
返済額が一定ではないため、教育費や老後資金のシミュレーションが難しくなります。 -
金利上昇時の心理的不安
将来の金利動向を常に気にする必要があり、不安がつきまとうこともあります。
どんな人におすすめ?
固定金利がおすすめの人
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将来の金利変動リスクを取りたくない人
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長期的に安定した返済計画を立てたい人
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教育費や老後資金など、支出計画をきっちり立てたい人
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「安心感」を最優先したい人
変動金利がおすすめの人
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現在の低金利を最大限に活用して、返済額を抑えたい人
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将来収入の増加が見込める人(若手世代や昇給の可能性がある人)
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短期間で繰り上げ返済する予定がある人
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金利の動向をチェックしながら柔軟に対応できる人
まとめ
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固定金利は「安心感」を買う選択肢。
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変動金利は「低コスト」を狙う選択肢。
正解は一つではなく、各ご家庭の「ライフプラン」や「性格」によって最適な選択肢は変わります。大切なのは「将来の不安をどう受け止めるか」と「どこまでリスクを取れるか」を考えることです。
もし金利の選択やローン商品についてお悩みの方はぜひNextDesignHomeまでお越しください!
NextDesignHomeパッシ部長 佐久間