こんにちは!パッシ部長の佐久間です。前回エアコンのお話に触れさせて頂きましたが、実際に家電量販店やエアコンのカタログを見ているとよくわからない数字や〇〇畳用と書いてある数字に幅があったりと、どこを見ていいのか分からない方も多いのではないかと思います。そこで今回はエアコンの注目すべき性能の指標である「APF」を解説させて頂こうかと思います!^^
🍧「APF」ってなに?アイスで例えると…
突然ですがみなさん。
アイスを買って溶かさないように持ち帰るとき、保冷剤って使いますよね?
たとえば「小さい保冷剤1個で30分冷やせる箱」があるとします。
でも、もっと性能がいいやつなら「同じサイズでも2時間冷やせちゃう」とかありますよね!
この「1個の保冷剤でどれだけ冷やせるか」っていうのがいわば効率。
APFも、そんな「1のエネルギーでどれだけ冷暖房できるか」を表しているんです!
⚡️APFって、何の略?
英語の略語…わかりにくいやつですね💀
APF = Annual Performance Factor
日本語にすると「年間性能係数」といいます。
つまり、「1年間で、どれだけ効率よくエアコンが働いてくれるか」を数値で表しているんですね!
🧊実際どうやって計算してるの?
ちょっと理系寄りの話(ちなみに僕は文系です笑)になりますが、計算式も見てみましょう。
たとえば、
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エアコンが1年間で 1,200kWh の冷暖房エネルギーを出して、
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実際に使った電気は 400kWh だったとしたら…
↓
という感じです!
つまり、APFが「3.0」だったら、電気1に対して、冷暖房3のパワーを出してくれるということなんです!
すごくお得ですよね!
🏆APFが高いと何がイイの?
結論からお伝えします。
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🔥 電気代が安くなる!
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🌱 環境にやさしい!
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💸 長い目で見ると、家計にやさしい!
まさにイイことしかないっ✨
たとえば同じ「10畳用エアコン」でも、APFが5の機種と、3の機種では、年間の電気代が数千円〜1万円以上変わることも。
冷暖房って毎年使うから、差はどんどん広がるわけです。
🌡冷房と暖房、どっちも評価してくれる便利指標!
エアコンの効率って、「冷房だけ」とか「暖房だけ」で測る方法もありますが、
APFはその両方をまとめて評価してくれるから適切なエアコンを選定する時には超便利な指標です!
ですから、購入する際も「このエアコン、冷房は強いけど暖房はイマイチ」とか気にしなくて済みます。
総合力で評価してくれるのがAPFということなんですね~
🛒お店でのチェックポイント
家電量販店でエアコンを見るとき、
価格とか畳数だけじゃなくて、「APF」の数字も是非注目してみましょう!
例えばこんな表示がよくあります↓
上記であればすごく優秀なエアコンです!
5以上ならだいたい「エコで高性能」と思って頂いて大丈夫かと思います。
🔍豆知識:ちなみに昔は「COP」と言われていました
APFが主流になる前は、「COP(成績係数)」という指標で評価してました。
でもこれは「特定の条件での効率」しか見ない指標でしたので、
「実際に使ってみたら思ったほど省エネじゃないなぁ」となりがちでした。
APFは、日本の気候・平均的な使い方をもとに計算されてるので、
リアルな“家庭での性能”に近い数字がわかる指標となっています。
📌まとめ:APFを制す者がエアコンを制す!
最後にもう一度、APFのポイントをまとめておきます。
✅ APFとは「エアコンの年間の省エネ成績表」
✅ 数値が高いほど、少ない電気でたくさん冷暖房できる
✅ 電気代が安くなり、環境にもやさしい
✅ 5以上なら優秀、6以上ならトップクラス
✅ お店やカタログで、APFをぜひチェック!
💬おわりに
エアコンって、パッと見では違いがわかりにくいですが、「性能」で選ぶと満足度がぜんぜん違います!
冷えすぎるとか、暖まらないとか、電気代が高すぎる…と悩まないように、
“APF”を少し意識するだけで、家電選びはレベルアップ!
もし他にも「カタログを見て分からない数値」や「選び方のコツ」を知りたかったら、いつでも聞いてくださいね^^b
NextDesignHomeパッシ部長 佐久間