こんにちは。
卒園・卒業シーズンですね。新しい新生活に向けて子供部屋を整える方も多いかもしれないですね。我が家も小学校6年生だった娘が無事に小学校を卒業して中学生に向けて部屋づくりをしていこうかなと計画中です。一足早く春休みに入った娘にはまずは残すもの・処分するモノの仕分けをしてもらっています!
今日は間仕切りをして子供部屋をつくったリノベーションのご紹介です。
家族構成はご夫婦と男の子の3兄弟。もともと2階のお部屋は、寝室と個室が1つ。階段をあがったところにある残りのスペースは広くフリースペースとして使われていました。
3兄弟がみんなで遊んだり、お勉強をしたり明るくて広いフリースペースはこれまでも大活躍でしたが、新築されてから約10年が過ぎて小さかったお子様たちも大きくなるにつれて自分だけのスペースが欲しくなってきたとのことで、今回ご相談を頂きました。
次男くんと3男くんの個室スペースをつくるために、間仕切り壁をつくることになりました。できるだけスイッチやコンセントの移設をしなくて良いように間仕切りの位置を決めたのと、あえて天井までの壁ではなく、約1.8Mの高さの壁にしたのがポイントです。
1.8Mの高さに抑えたのは、間仕切りをしたとしても明るさを取り入れたかったのと、既存のエアコン1台で個室を両方カバーできるようにしたかったからです。
普通に壁をつくってクロスを貼るのではなく、今回はLIXILのインテリアパネルを採用しました。片方の壁はナチュラルな木目色で、反対側はグリーンを採用しました。
とっても仲良しなご兄弟だったので、自分の空間は確保しつつも、上部が空いていることによる繋がり感もとても喜んでくれていました。
階段を上がってくるところの左手を個室の1つにしたのですが、スリットのデザインで丸見えになってしまうので目隠しをしつつ、明るさは取り入れたいとのことでスリット部分にアクリルパネルを埋込みました。少しだけグレーがかっていて、目線は遮りながらも明るさは通してくれるのでとても良い感じに仕上がりました。
階段腰壁上もあえて壁でつくりこまず、天井にアイアンのカーテンレールを設置して、可愛い黄色のカーテンで目隠しをしています。
入り口もドアではなく△の枠をつくってロールスクリーンで仕切る簡易的なものにしました。間仕切りと一緒に収納スペースはしっかりと確保して、学校のグッズや自分の好きなおもちゃをしっかりと並べてくれています。↓↓↓
もう一部屋はドアで仕切って収納スペースも新たに確保しました、共働きでとても忙しいご夫婦ですが、収納スペースもお子様の成長にあわせて工夫されていて、可愛いものに囲まれたスッキリとした暮らしをされています。奥様とインテリアの話や収納の話で盛り上がったお打合せは毎回とても楽しかったです。
今回はベッドもオリジナルで制作させて頂きました。高さや収納サイズ・使い勝手にもこだわった素敵なベッドが完成しました。つかず離れずの距離感で今後も3人仲良く成長していってくれるのを楽しみにしています。
今回は子供部屋を区切るリノベーションのご紹介でした。それではまた。
Chikako Sakuma